万年筆の利点

万年筆って皆さん使ったことがありますか?
「聞いたことはあるけれど、実際に使ったことはない」という人が多いのではないでしょうか。
万年筆の利点について、ちょっと書こうかと思います。

万年筆の利点をブログやWEBサイトなんかで調べると以下の文言がでてきます。

さて皆さんどう思われたでしょうか。
「万年筆使ってみたい!買おう!」と思われましたか?

思いませんよね。万年筆って高いですし(数千円のものもありますが)、ボールペンで十分と考えるのは当たり前です。
はっきりといいますが、たいした利点など無いのです。

正直なところほぼボールペンの勝利です。じゃあなぜ万年筆を使っているのか。

答え

「かっこいいから」

なぜ万年筆を使っているのか聞かれると、「書き味が〜」とか言い出す人がいます。そういう点もあるのかもしれません。
ですが正直なところかっこいいからだと思うんです。そういうと恥ずかしいから無理やり理由を付けているんじゃないかと。
かっこいいからが万年筆を使うただ一つの理由です。

現状万年筆がボールペンやその他のペンに対し圧倒的劣勢ですが、たった一つだけ万年筆がボールペンに勝てる要素があります。

それは

「古典ブルーブラック」

なんじゃそりゃとなるでしょうが、特殊なインクのことです。耐水性・耐光性・耐久性(長い間文字が消えない)よしの素晴らしいインクです。普通のインクと違って酸性なので鉄のペン先だと腐食してしまうため、万年筆の金でできたペン先でないと扱えないインクです。「そんなすごいインク見たことないけど何に使うの?」という疑問があるでしょう。それは国家間の調印式のサインとかです……まぁ一般人にはどうでもいいインクですね……。もし万年筆を使っている方が身近にいらして、「古典ブルーブラック使ってるよ」と言っていたら、「油性ボールペンでよくね?」とは言わずに「使っている方初めて見ました!すごいっすね!」と言ってあげてくださいね!

記事を書いた日 2014年 6月

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