ねじの規格

ねじの規格について一通りのまとめ
・・・を書こうと思ったのですが、ねじ規格多すぎです。
自分で理解するのに必要な情報だけ書きました。

ねじ
ねじ種類	記号	備考
平行ねじ	G,M	文字通りねじ山の高さが平行なねじ。機器の固定等に用いられる。ねじ山の間隔は細目（ほそめ）、並目（なみめ）の２種類がある。細目のほうが並目よりねじ山の間隔が細かい。製図などでは何も指定しなかった場合、並目のねじという暗黙の了解があるらしい。シール性能は低いため、配管で使うにはＯリングを使用し密着面を確保する必要がある。日本ではメートルねじ、インチねじ共によく使われる。
テーパねじ	R,PT,NPT	ねじ山の高さがねじの頭から先にかけて細くなっているねじ。ねじを締めていくとある点以上は回らなくなり、しっかりと密着できる。日本ではインチねじが主流。

ねじ穴加工を注文するときの注意点

ねじの規格を明記する。
平行ねじの場合、細目か並目か明記する。明記しなかった場合並目で仕上がる恐れあり。
ねじ穴を掘る深さを明記する。ねじ穴をあけるには「ドリルである程度の深さまでキリ穴をあける→ねじ穴を切る」作業となる。穴全体にねじ穴を切る必要が無いのなら、作業の手間を減らすためにねじ穴を切る深さを書くことが大事。ただし「ねじ穴切り、深さ10mm」などと書くと、きっちり10mmで仕上げなくてはいけないと勘違いされるので、だいたいでいいならその旨を記入する。

記事を書いた日　2013年 3月